皆さん、「マーケティング」って聞いたことがあると思いますが、
一言で説明できますかね?
小生は、大きく 「ノ~!」
ところで、突然、何で?
ハイ、実は小生、折乃笠セブンカラーズ(折乃笠の零細個人事業)で、
アフィリエイト(電子広告:HPやブログに広告を載せる)を細々と
やっています。
HPやブログ作成で、技術に走り過ぎて、商売っ毛がなく、
まったく売り上げがありません(笑)。
師匠(SNS上)は、ならば「マーケティング」を勉強しなさい と軽く言うんですね。
と言うことで、単純な小生は、ケツから火を噴きながら、ユーチューブと書籍で
「マーケティング」と戦っています。
ここで、皆さんにお願いがあります。
「マーケティング」を少しでも自分のものにするため、これから小生の言葉で
説明していきますので、是非お読みくださいませ。
わからなくなったり、飽きてしまったら、途中でパソコンを蹴って退場しても構いません。
それでは始めます。
「マーケティングとは何か」をひと言でいえば「お客様」に関する全てのこと、
つまり「売ることに関するすべてのこと」のことです。
例えば、大型トラックをお客様に、とにかく売りつければ良いというものではありません。
全てのお客様にそれぞれに一番適した大型トラックを買っていただくために、
そして社会貢献する見返りとして企業利益を出すために、綿密な市場調査、
広告制作、営業戦略、などをすることを「マーケティング」といいます。
「マーケティング」は、自分の経験や実戦だけでは不十分で、
大きな成果を出すことができません。
体系的な理論が必要なのです。
以下が4つのもっとも基本的な理論であり考え方です。
1.ベネフィット : 願客にとっての価値
2.セグメンテーションとターゲティング : 願客を分けて絞る
3.差別化 : 競合よりも高い価値を提供する
4.4P : 価値を実現するための製品・価格・販路・広告
それでは、4つを例によって説明していきます。
1.ベネフィット : 願客にとっての価値
お客様は、大型トラックが欲しいのでありません。
荷物を運びたいのです。
つまり、魚を静岡の焼津港から東京の豊洲市場に時間通り新鮮なままで
運ぶということが顧客の価値になります。
よって、売り手は大型トラックを売るのではなくて、低コストで早く新鮮なまま、
戸口から戸口へ時間と通りに運ぶ価値をお客様に提供する必要があります。
その最良の手段として、大型トラックを紹介するのです。
そして、それを買うか買わないかはお客様が決めることです。
2.セグメンテーションとターゲティング : 願客を分けて絞る
顧客の価値がわかったところで、次に条件を絞る必要があります。
運ぶ魚の種類や必要鮮度により、冷蔵車にするか冷凍車にするか
決まります。
また、運ぶ量によって、2トン、4トン、10トン車を紹介します。
10トン車の場合、更に大きな冷凍能力のために別にエンジン
(サブエンジン)の紹介もあります。
つまり、闇雲にトラックを紹介するのではなく、ターゲットを絞って
情報を提供することがが重要です。
3.差別化 : 競合よりも高い価値を提供する
他社にはない高性能車の紹介をします。
例えば、大型ハイブリットトラックです。
制動時のエネルギーを電気に変えて冷凍機を駆動させます。
年間の燃料代の節約になり、車両コストアップ分は数年でペイできるはずです。
つまり、お客様に全体のコストダウンという価値を提供できます。
4.4P : 価値を実現するための製品・価格・販路・広告
4つ全て大事ですが、ここでは特に全てのお客様の興味をひく広告、
中でもだれもが見るテレビコマーシャルについて実例を説明します。
1)トラックのイメージを大きく覆したコマーシャル
これは小生が入社して数年後のもので、フルモデルチェンジした
中型トラックのコマーシャルです。
ダイアン・レインと爽やかな歌が大好評で、一大旋風が吹きました。
トラックを売ると言うよりも、トラックのイメージを良い方向に変えた
好事例だと思います。
トラックの売り上げ向上よりも、女性ドライバーが増えたかもしれません。
2)最先端技術を全面的に出したコマーシャル
技術の素人のお客様にもスゲ~と言わせる演出が素晴らしいです。
我々、玄人にも丁寧でわかりやすい内容だと思います。
ただし、これでトラックを買うかというとちょっと疑問です。
なにか、自己満足の世界のような気がします。
3)日本情緒を引き出した綺麗なコマーシャル
とても大型トラックのコマーシャルとは思えない綺麗な内容です。
また、その情緒が技術とうまく繋がっていると思います。
しかし、インパクトに乏しく、差別化がされていません。
売り上げが伸びたかどうか?疑問です。
4)ロングベストセラー、歌を聴いただけでトラックが連想できるコマーシャル
この歌は、ほんと素晴らしいと思います。
小生、これを聴くといつも涙ぐんでしまいます。
歌だけで完全に会社やトラックのイメージを作ったコマーシャルの傑作だと思います。
歌を聴いただけで、トラックを買いたくなりませんか?
5)トラック史上、コマーシャルの最高傑作
これは全ジャンルコマーシャルでベスト10に入り、自動車部門でも1位を取りました。
日本だれもが、「トントントントンヒノノ2トン」を口ずさみました。
これで日野の2トンは、大きく販売数を伸ばしました。
まさしくコマーシャルの威力です。
コマーシャルって、「マーケティング」の中で絶大な位置を占めていますね。
以上、「マーケティング」を自分のものにするため、小生の拙い知識で
小生の言葉で説明させていただきました。
少しは、「マーケティング」をわかっていただけましたでしょうか?
今後、更に勉強して、また話題提供をさせていただきますね。
小生、目的のアフィリエイト(電子広告)より 「マーケティング」 の方が面白くなってきました。
ますます アフィリエイト の売り上げは上りそうにありませんね((まっ、いっか!)
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